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壁/と/卵の事とか
文章と写真がマッチしないのはただ消費する為に文章乗っけてるだけなんだぜ!


相変わらず文章の練習。画像だけでも見ていってくれると嬉しかったりです。

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 庭でみきちゃーが塀に向かって、生卵を思いっきり投げつけていた。






 卵は数日前に賞味期限を切らしていた物だった。1パック丸々。128円。安いからと買ってきたはいいものの、僕らは誰一人として卵を使いきる努力をしなかった(それどころかひとつも調理しなかった)。そして賞味期限がとうに切れていることを知りながら、僕らは卵を冷蔵庫の中に放置し続けていた。誰かが処分するのを期待していたのかもしれない。そうして卵は静かで暗い冷蔵庫の中で腐り始めていた。


 今、みきちゃーの足元にはその卵のパックが置かれていた。みきちゃーはその中からひとつを取り出すと、壁に向かい、持てる力の全てを出すように力強く投げつけた。くしゃりと軽い音がして卵の黄身が飛び散る。灰色の壁が、絵の具を筆で乱雑に振り散らしたように、濃い黄色の模様をつけた。


 彼女は続けて足元から卵を掴むと、また全力投球を始める。くしゃ、くしゃ、くしゃ。四玉ほど続けて投げ終えた後、ふぅ、と息をつき乱れた髪を整えた。僕はその光景がにわかに信じられなかったが、受け入れるしかなかった。少し眩暈がした。


「……」


 みきちゃーは確かに何かに苛立っているように見えて、その苛立ちを壁にぶつけているように見えた。いや、もしかしたら壁そのものに苛立っているかもしれない。(いや、そんなわけはないかと僕は僕に突っ込みを入れる。まさかな)


「みきちゃー、何してるの?」


 彼女の苛立ちの理由が皆目検討つかなかったが、流石に放っておく事は出来なかった。


美希乃「……」


 みきちゃーは僕のほうを一度鬱陶しそうに見た。彼女の中の苛立ちを隠さずに。美希乃は時々こういう風に、彼女の中の感情を上手く制御できずに苛々する事があった。大抵は放っておいて欲しいとの意思表示であり、その通りにするのだけど、今回のようにその苛立ちを直接行動に結びつけることは稀だったし、だからこそ放ってはおく事も出来なかった。


「……」


P4020746.jpg








 家の塀は戦後、家と家の間にはっきりとした境界が無いのが不便だと思った僕の祖父が、隣近所の家の住人達と協力をして作った物だった。老朽化やらなんやらで、うちの周囲の家はあらかた取り壊されてしまい、今や壁の存在理由はあまりないのだけど。


「やめなってみきちゃー。何そんなに苛立ってるのかは知らないけどさ、そんなことをしても無意味だって」


美希乃「……」


 みきちゃは僕の言葉を無視して、黙ったまままた壁に向けて卵を投げつけていく。くしゃり。


「……」


 僕は首を軽く掻きながら、どうしたものかと考える。それから、塀と彼女の間に入るように立った。


美希乃「……あじひらさん邪魔ですです。みき、どうしても卵を投げつけなきゃ気分が晴れそうにないんですです」


「いや俺もさ、そういう気分の時あるからわかるんだけどさ、多分そういうときってその卵全部投げても絶対気分晴れないと思う」


美希乃「なら、どうすればいいんですです」


「んー、なら俺に投げつけてみなよ」と僕は言った。


美希乃「え、でも……」


「いいから、ほら」


 みきちゃーはしばらく不安げに僕と、手に持っていた卵を交互に見つめた。さぁ、と僕は煽る。さぁ、ほら。みきちゃーは少し困った顔をしながら、それでもその卵を僕に投げつけた。くしゃりと嫌な音がして、服にねっとりとした物が付着する。鼻を刺す腐臭が広がった。


「すっきりした?」


 僕がそう聞いた時、美希乃の表情には先ほどまでの苛々はもうなくなっていた。毒気が抜けていた。


美希乃「……ほんとですです。なぜだかわからないですですけど、一発でめちゃくちゃすっきりしたですです。……でもその代わり、罪悪感で別なもやもやが凄いですです」


「だろうね」と僕は苦笑した。


美希乃「……痛かったですです?」


「ちょっとね、でも多分みきちゃー程は痛くないよ」


 格好つけた言い方ですですね、と美希乃は痛々しそうに笑った。


美希乃「みき、すっごいどうしようもなく何もかもが駄目な時があって、すっごいもやもやっと苛々しちゃう時があるんですです。それで、ツイッターとかでいっぱいいっぱい意味の無いことを呟いて、それで、ますます自分がどんどん汚れていくような気がして、それでまた苛々して、爆発したくなって。それで今回はどうしようもなく我慢できなくなって、卵を投げつけてみようって。でも今も、あじひらさんに言われたように、壁に卵を投げつけたところで、これじゃあ絶対気分が晴れないってどこかでわかってたですです。あのおっきな壁に投げつけたところで、壁が壊れるわけでもない上に、壁を壊すことを目的としているわけでもないのに。それよりも、あじひらさんに一発投げつけただけで気分が凄く晴れたのですです。もちろんその後、凄い痛かったですですけど」


 こういうときって、どうすればいいんですですかね、と美希乃は困惑したように呟いた。もちろんだけど僕にも明確な答えなんてなかった。それでも僕は答えるしかないのだ、ない頭を捻らせて。




P4020948.jpg






「……多分ね、今はもう壁じゃ無意味なんだと思う。壁を壊すことはみきちゃーには意味がないんだと思う。みきちゃーがそういう気分になって、どうしても卵を投げたくなったとしたら、それは壁じゃなくてきっと近くにいる人だ。近くの人に投げつけるのが一番気持ちいいと思う。で、そのうち世界中の全員に卵を投げつける事になって、世界にがみきちゃーに卵を投げつけられない人はいないってなると思うけど」


美希乃「みき、それは多分無理ですです」


「だろうね、僕も無理だよ」と僕は苦笑いした。「でも、どうしてもしなきゃ駄目だと思ったら、俺に投げてくれたら」


美希乃「あじひらさんに?」


「他の人は駄目だけど、みきちゃなら許せる」と僕は言った。「多分うちの子だけなら」


美希乃「嫌じゃないですです?」


「すっごい嫌。他人なら絶対に許さない。でもみきちゃーなら多分大丈夫」


美希乃「それでも卵投げるのは気がひけるですです」


「じゃあまぁ、そんなときは一緒に話しながら何か腹いっぱい食べよう。そしたら多分、そこそこすっきりするから」


美希乃「何を食べるですです?」


「例えば……うーん、ラーメンとか?」


美希乃「そこは卵料理じゃないんですですね」


「卵は大事にしていこう」


美希乃「そんなんだから腐らせるんですです」


 確かにな、と僕は笑った。


美希乃「ところであじひらさん、あじひらさんも誰かに生卵投げつけた事あるですです?」


「そこはノーコメントって事で」と僕は苦るしかない。「さ、ラーメン食べに行こう」


美希乃「ですです」


 しかし実際に僕達がしなければならなかったのは、壁を綺麗に掃除する事だった。







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なんの期待もしていない深夜の即興文章。

超超超絶露骨すぎるすていとめんとのようで実際はそうでない。わざと曲解してるし。いや、そのあたりは自分の技量のへたくそさなの現れだけど。あーーーーーーーーーーーーーー創作すると嫌になるよ!!!!たいして上手くもないのに!!!!でも好き!!!救えない!!!!(まぁどっちみち書かないと上手くはならないのですけどね)






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MSD-F-31居候の事とか | comment 4 | Top ↑
居候達の事とか
ドルショ、ドルパは行くとして、アイドールwestは行くか悩む……関西のイベント、行くならいまのうちなのはわかっているのですが。こんばんは、あじのひらきです。







前回に引き続き、うちの子紹介です。


今回はうちの居候たちMSD-F-31の「秋音(あきね)」と「美希乃(みきの)」について紹介したいと思います。居候達も双子です。

僕はだいたい双子の姉の事を「あきちゃー」、妹の事を「みきちゃー」と呼んでいます。








P4031059.png





 あそこでぼうっとしているのが、あきちゃーです。


 あきちゃーはとある事がきっかけで押しかけ女房よろしくウチに住むようになりました。そのあたりの事はまたいつか書きたいですね。彼女は昔僕が飼ってた(もちろん設定)犬類の生まれ変わり的存在です。僕がいない時の彼女はだいたいぼけーっとしたり眠ったりしています。犬ってなんであんなにいつも寝てるんでしょうね。関係ないですがあきちゃーかわいいですね。






20151226010556e99.jpeg

あきちゃはうちのMSDっ子で一番最初に来た子、だから、というわけではないのですが、結構特別な思い入れのある子でもあります。この写真はクリスマスに一緒にすごしたときの写真ですね。関係ないですけどあきちゃー可愛いですね。



「あきちゃー」


あき「あっ、あじひら様。お帰りになられてたのですね」


「ただいま、あきちゃー」


あき「お帰りなさいませあじひら様あきはあじひら様のお帰りを心からお待ちしておりましたところであじひら様今日のお夕食なのですが何がいいですかあきはあじひら様が以前おっしゃられていた鯖の煮つけなどがいいと思うのですがあじひら様はどう思われますかでもあきはあじひら様ほどお料理がうまくないのであじひら様のようなお料理が出来るか不安なのですがあじひら様はあじひら様あじひら様(以下省略」

(……ほんと、帰ってきた途端こんな感じなんて、まるで尻尾を振る犬みたいだぁ(直喩))









P4020817.jpg

??「じー……ですです」


「うわぁっ!?……ってみきちゃーか、どうしたの?」


みき「あじひらさん、デレデレして変な顔だなぁと思って観察してたのですです」


「な、なるほど……」


 そして、こちらがあきちゃーの妹が美希乃、みきちゃーです。


 みきちゃは姉のあきちゃがうちに住むようになった後、ちょくちょく心配して見に来てくれたり、菓子折りとか持ってきてくれていたのですが、そのうちあきちゃーのいない時も遊びにうちに来るようになって、最終的に家に帰るのがめんどくさくなったのでそのまま彼女も住み着くようになった、という感じの子です。


 みきちゃーはうちの子の中で一番野外撮影に行ってる子です。あじひらが青目スキーという事もあるのですが、目に光を集めやすく凄く野撮に連れていきやすいのです。


CQwJFBLVAAALr6D.jpgCRuQwkKVEAEFsGG.jpgCeEzuJfVAAAHkpn.jpg


こんな感じで。居候の家族、という出会いでしたが、今ではみきちゃーとは一番の遊び友達な気がします。




「みきちゃー、ちょっとちょっと」


みき「はいですです?」


「皆さんにご挨拶して」


みき「みき、美希乃って言いますですです。よろしくお願いしますですです。……こんな感じでオッケーですです?」


「やる気ない感じの挨拶だけどかわいいのでオッケー」サムズアップ


みき「ですです」サムズアップ













あき「あじひら様ぁ? なにみきとばかりお話してるんですか? あきよりみきとのお話の方が楽しいですかぁ? 浮気ですかぁ?」


「うっ、あきちゃー、違うんだこれはry」


 姉のあきちゃは獣の生まれ変わりですが、妹のみきちゃはいたって普通の人です。(しゃべり方変ですが) かすみとゆかりは、妹が変な子ですがなんだかんだで仲が良いのに対し、居候の二人は姉が特殊で、姉妹仲は両手離しで良い、とはいえなかったりしますw そのあたりについてもまた今後。







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